「インド料理のダイエットメニューは?」
「インド料理行くけど何食べたらいい?」
そんな方に必見の記事です。
インド料理は昔からスパイスを食文化に取り入れており、スパイスは抗酸化作用が強力です。
今回は、インド料理のダイエットメニューや料理の歴史をご紹介します。
インド料理の歴史
インド料理の起源は、5,000年前のインダス文明にあると言われています。
水運による交易が盛んだったことから、様々な品々とともに中東諸国で栽培されていたスパイスもインドに持ち込まれていたようです。
紀元前に使われていたスパイスはターメリックや黒コショウぐらいでしたが、16世紀にポルトガルの航海士が中南米原産の唐辛子やじゃがいも・トマトなどを伝えたことから、インド料理は現在の姿へとなっていったとされています。
インドは国土面積が非常に大きく、人口も近い将来世界一になるのではと言われている規模です。
インドの国土は大まかに4つに分けることができ、料理も地域によって個性があります。
インドの地域別個性
- 北インド料理:主食が小麦、こってりとしたカレーに肉料理(ムガール・パンジャブ・カシミール)
- 南インド料理:主食が米、菜食主義にあったココナッツミルクであっさり(タミル・ケララ)
- 東インド料理:主食は米、ベンガル料理と呼ばれ魚介や野菜が豊富(ベンガル・アッサム)
- 西インド料理:主食は米・小麦、菜食主義者が多く菜食料理が発達(ゴア・クジャラート)
インド料理の特徴
インド料理は4つに分けられますが、共通する特徴はスパイス・油・精製バター・乳製品を多用することがあります。
また肉食と菜食の境界が非常に強く意識されていて、ベジタリアンと非ベジタリアンは厳格に区別されています。
ベジタリアンの人々は、肉の代わりにヨーグルトなどの乳製品でタンパク質を摂る傾向があります。
国民的な飲み物でラッシーがありますが、これはヨーグルトと牛乳を材料として作られる飲み物です。
また、インドは暑い気候やスパイスが多く使われることが相まって、スイーツがとても甘いことが特徴的です。
インド人の食事回数は1日3食が基本で、主食は小麦・米に分かれています。
スパイスの健康効果
スパイスは天然の薬ともいわれており、体調に合わせてスパイスを用いることで健康維持に役立つぐらいスパイスの効能は高いと言われています。
スパイスは風味や辛みだけではなく、それぞれの特徴があり、健康や美容に良い効果が期待できるものばかりです。
例えば、ウコンとも呼ばれるターメリックは、肝機能を活性化させ、コレステロール値の低下や抗酸化作用に優れています。
シナモンには血液循環を良くする効果があり、美肌効果や冷え性やむくみの防止にも役立ちます。
スパイスは料理の味を引き立てるだけではなく、美容や健康に対して様々な効能や効果を持っています。
インド料理のダイエットメニュー
インド料理では、スパイスを使うほかに、油・精製バターを大量に使うことがあります。
インドでは、油や精製バターで高脂質になるだけではなく、炭水化物となる米やナンを大量に摂ったり、甘い物が大好きなことから、世界で第2位の糖尿病大国です。
ただし、菜食主義者も多く、牛や豚を基本的に食べない文化もあるため、野菜中心で鶏肉や魚を使われた料理も多く存在します。
インド料理のダイエットメニュー
- 主食(炭水化物):ビリヤニ・ナン・チャパティ
- 主菜(タンパク質):タンドリーチキン・フィッシュフライ
- その他:ダール・アチャール・サプジ・ラッサム
炭水化物と脂質を一緒に摂らないことを意識したり、食材をしっかりと選ぶことでヘルシーな食事を選ぶことが出来ます。
まとめ
まとめ
- インドは地方やベジ・非ベジによって大きく料理が変わる
- インド料理で多く使われるスパイスには健康・美容効果が高い
- 炭水化物と脂質をともに大量に摂ることが無いよう気を付ける
今回は、インド料理のダイエットメニューや料理の歴史をご紹介しました。
インド料理はスパイスが豊富で、特に疲れたときに摂ると力がみなぎるということもあります。
ただ、糖尿病大国であることが物語るように、炭水化物と脂質を大量に摂ってしまいやすいです。
炭水化物と脂質が一緒にならないようにしたり、食材を選んで食べたりするよう心がけましょう。