ダイエットに良い脂質とは？油はなにを使うか

「ダイエットに良い脂質ってなに？」
「脂質はなにで摂ればいいの？」
そんな方に必見の記事です。

脂質はカラダにとって非常に重要な栄養素です。
しかし、市販の油は軒並み良い油とは言えません。
今回は、ダイエットに良い脂質・油はなにを使うべきか解説します。

脂質の種類

油は大きく常温で固まる飽和脂肪酸と常温で液体である不飽和脂肪酸に分けられます。

そこからさらに、不飽和脂肪酸はオメガ３・６・９という形で一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸脂質に分類されます。

ダイエットに良い脂質

ダイエット中に摂るべき脂質は、オメガ３を含む脂質です。

オメガ３はアマニ油・えごま油・魚油などに豊富に含まれています。

オメガ３には、中性脂肪やコレステロールの値を下げる働きがあり、ダイエットにも効果的な脂質です。

オメガ３系の油は、現代人が摂取不足になっています。

反対に、現代人が過剰になりやすいのは炎症体質になりやすいオメガ６系の油です。

オメガ６は普段から摂りやすい脂質のため、ダイエット中の脂質はオメガ３を中心に選べると最適です。

避けたい油の種類

リノール酸

市販の安い油は大抵リノール酸が多い油に当てはまります。

油の種類で、摂取が過多になってしまうのはオメガ６系の脂肪です。

オメガ６は炎症性の物質を作りやすく、必要な脂質ですが量は注意することが大切です。

現代食のオメガ６/オメガ３の比率は、１０：１～２５：１と非常にオメガ６に偏ったバランスになっています。

オメガ６を減らし、オメガ３を増やすことで、比率を３：１までもっていくことが大切です。

有害成分がある油

これらは研究データで、有害な効果が認められた油たちになります。

インスタントラーメンやお菓子など、加工食品に多く含まれているものばかりです。

酸化防止剤・有機溶剤・トランス脂肪酸など、様々な有害成分が含まれていて動脈硬化や発がんリスクなどの問題があります。

ＭＣＴオイルも良いが成長期は注意！

ＭＣＴオイルは、エネルギーになりやすく脂肪を燃焼しやすくなったり、抗カビ効果で腸内環境を良好にするなど素晴らしい効果が期待できます。

ダイエット中の方にも非常におすすめな脂質です。

ただ、ココナッツオイルには、微量成分に性ホルモン作用を阻害する成分が含まれています。

大人には問題はほとんどありませんが、成長期の子どもにはあまり適したものではないです。

まとめ

今回は、ダイエットに良い脂質・油はなにを使うべきか解説します。

ダイエット中の脂質選びは、基本的に最低限で最良の脂質を摂る必要があります。

カラダに良い油を摂ることを習慣にすることで、ダイエットも捗りますのでぜひ参考にしてください。