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ダイエット薬やサプリっていいの?リスクを解説

「簡単に痩せたい!」
「飲むだけで痩せる薬ってほんと?」
そんな疑問ある方に必見の記事です。

巷では、”飲むだけで痩せる””めちゃくちゃ痩せる”などと謳い文句の薬やサプリメントが横行しています。
今回は、ダイエット薬やサプリは良いのか、リスクも踏まえて解説します。

ダイエット薬・サプリメントとは?

薬とサプリメントは、カプセルや錠剤で似たような形状をしていますが、明確に違いがあります

薬は医薬品であり、病気の治療・予防の目的で使用されるもので、国の基準に基づいて効果が承認・認可されたものです。

対して、サプリメントはあくまでも食品であり、健康づくりを手助けするものになります。

ダイエット薬と呼ばれるものは、医薬品で食欲抑制や栄養素の吸収を防ぐなど効果が認められています。

薬効が高い分、取り扱いは医師や薬剤師に指示に従い、注意して服用することが必要です。

一方、ダイエットサプリは、オンラインでも手軽に手に入り、体脂肪燃焼の手助けや吸収を穏やかにする栄養素が含まれています。

食品のため、制限はありませんが、摂り過ぎには注意が必要です。

ダイエット薬の種類

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ダイエット薬には、以下の大きく5つに分けられます。

ダイエット薬の種類と効果

  • GLP1受容体作動薬…血糖値の上昇を抑える
  • SGLT2阻害剤…糖の吸収を3~5割抑える
  • 膵リパーゼ阻害薬…脂質の吸収を抑える
  • 食欲抑制剤…食欲を抑える
  • ビグアナイド系…血糖値の上昇を抑える

ダイエットサプリの種類

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ダイエットサプリは多くの物が存在しますが、ざっくりと代表的な種類をご紹介します。

ダイエットサプリの種類

  • 脂肪燃焼系サプリ…脂肪燃焼・代謝アップ・酵素
  • カロリー軽減サプリ…糖質、脂質の吸収を抑える
  • 微量栄養素系サプリ…ビタミン・ミネラル・乳酸菌

ダイエット薬やサプリはいいの?

筆者は、ダイエット薬は疾患を持っている方、ダイエットサプリメントはBMI30以上の方が使うのが効果的と考えます。

まず医薬品を使用する前提として、効果・効能の一方で副作用のリスクを伴います。

医薬品を服用することで、アレルギー反応であるアナフィラキシーや肝機能障害などを引き起こす可能性があります。

健康で本来必要でない痩せ型の方が、それ以上に痩せたいからと勧められていない方法で薬を服用するのはリスクに見合っていないと考えられます。

またダイエットサプリメントは、効果の検証をBMIが30を超える方で行っている場合が多いです。

そのため、ダイエットが進んでいる人が飲んで加速させてくれるかどうかというと、その方の現状の体型に寄るところが多いと感じます。

サプリメントは利益を出すために、優位な検証結果を得られるような検証が行われていることもあります。

必ずしも期待した効果が得られるかも分からないものに投資するのは個人的に勿体ないなと感じてしまいます。

まずは、薬やサプリメントではなく、自分の食生活を見直すことが大切です。

まとめ

まとめ

  • ダイエット薬とダイエットサプリは明確に違う
  • 疾患を持っている・BMI30以上の方以外が飲んでも効果は微妙
  • 基本的には食生活を正すのが先

今回は、ダイエット薬やサプリは良いのか、リスクも踏まえて解説しました。

薬やサプリメントが流行るのはやはり、楽に痩せたいという思いに漬け込まれていると言わざるを得ません。

基本に忠実に、食生活を整えていくのが一番手っ取り早い解決方法です。

小川 滉太

【パーソナルジムSTREAM:代表トレーナー】
業界最大手ジムの勤務経験・都心部No.1セッション数ジムへ勤務経験有
トレーニングを続けていくうちに、自身の体が変わっていく様子やトレーニングそのものが楽しくなり、日常生活が充実していくことを実感。
その経験から、人の体を変化させたい・人生を豊かに導きたいと考え、パーソナルトレーナーへなることを決意した。
【保有資格】
NESTA PFT・BMFA-SPECIALIST・BMFA-Competition Coach認定・JSA-CSTS・JSA-CSTP

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