「ダイエットに効果的な食べ物はなに?」
「頭痛や生理痛がひどい…」
そんな方に必見の記事です。
ニンニクは特殊な栄養が含まれているとても良い食材です。
今回は、ニンニクの優れた効果について解説します。
ニンニクとは?
ニンニクは、中央アジアが原産とされているヒガンバナ科ネギ属の植物です。
球根の部分を香辛料などとして食用にしたり、茎もニンニクの芽と呼ばれて野菜として食べられたりします。
古くから疲労回復・強壮作用があることが知られており、古代エジプトや古代ギリシアでは薬として使われていたと言われています。
ニンニクは非常に強い香りを持っていますが、それは加熱調理することで香ばしい香りへと変わります。
ニンニクの栄養
ニンニクの栄養
- アリシン
- アルギニン
- ビタミンB6
- カリウム
- 葉酸
ニンニクは疲労予防や回復に効果的なアリシンやビタミンが豊富に含まれています。
その他にも酵素などの微量栄養素、アミノ酸ではアルギニンが入っており、豊富な栄養が詰まっています。
アリシンは、ニンニクのにおいのもととなり、抗酸化作用・抗菌作用・血管をサラサラにするなどの効果があります。
ニンニクがカラダにいいというのは、このアリシンの力によるものです。
さらにはカリウムも豊富なので、むくみ解消にも効果的です。
ニンニクの効果
ニンニクの栄養
- 疲労予防・回復
- 頭痛・生理痛の軽減
- 抗酸化作用
- 血管拡張・テストステロンUP
疲労予防・回復
ニンニクに含まれているアリシンには、糖の代謝を促し、カラダを動かすビタミンB1と結びついて、その効果を持続させる働きがあります。
ビタミンB1は、エネルギー生産に必要な栄養素で、ビタミンB1が不足すると疲れやすくなります。
アリシンは、ビタミンB1の吸収を促進することに加えて、働きを長持ちさせるので、疲労回復に効果です。
さらにアリシンを加熱して生まれるスコルジニンという末梢血管の拡張作用のある物質が増えます。
血行をよくして、各組織に栄養を送り込むことが出来るので、疲労を予防・回復することに有効とされています。
頭痛・生理痛の軽減
ニンニクに含まれるアリシンの抗炎症作用により、プロスタグランジンの分泌量を減らします。
プロスタグランジンは、生理の元となるホルモンで、偏頭痛の原因にもなります。
このプロスタグランジンの分泌量を減らすことで、生理痛や頭痛がひどい方は痛みを緩和できる効果が期待できます。
抗酸化作用
ニンニクに含まれるアリシンには抗酸化作用があり、カラダを酸化ストレスから守ってくれます。
活性酸素は、加齢・ストレス・飲酒・喫煙・有害物質などにより、多く生み出されます。
活性酸素は、生活習慣病などの慢性疾患の原因となり、免疫の低下なども引き起こしてしまいます。
さらには、シワやシミなどの肌の老化の原因にもなります。
抗酸化作用で活性酸素を除去することで、老化や疲労の改善に効果があります。
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血管拡張・テストステロンUP
ニンニクに入っているアルギニンは、血管拡張作用やテストステロンの生成を促してくれます。
アルギニンは、トレーニング前のやる気を出すサプリメントなんかにも多く含まれているものです。
トレーニング中の血行を良くし、テストステロンの濃度をあげることで筋肥大にも効果的です。
ただ、ニンニクの1日での摂取制限を考えると、量はそこまで多くは摂りにくいです。
ニンニクの摂り方
ニンニクを摂るために重要なのが、可能な限りアリシンを増やすことです。
アリシンは、潰したり、すりおろしたりすることで細胞が壊れるときに成分が増えます。
潰したり、すりおろしたりした状態で加熱することで、アリシンを十分に増やした状態で摂ることが出来ます。
ただ、ニンニクは刺激が非常に強いため、食べ過ぎると胃粘膜を刺激します。
その結果、下痢や便秘になることもあるため、1日1~2カケ程度に控えましょう。
まとめ
まとめ
- ニンニクのアリシンには抗疲労・抗酸化・抗炎症など様々な働きがある
- ニンニクは潰したりすりおろして加熱する
- 1日1~2カケ程度の量にする
今回は、ニンニクの優れた効果について解説しました。
ニンニクは古来より薬として使われているほど、薬効性の高い食材です。
ニオイが気になるところではありますが、なんか元気がないなんて人は1度試しに摂ってみて下さい。