ダイエットを健康的に行う！活性酸素に気を付けよう

「ダイエットを健康的にしたい！」
「老化や病気は防ぎたい」
そんな方必見の記事です。

活性酸素が多くなる習慣をしている人は、肥満や免疫の低下などダイエットにマイナスなことばかり…。
今回は、ダイエットを健康的に行うために欠かせない活性酸素の除去について解説します。

活性酸素とは？

活性酸素（ROS）とは、大気中に含まれる酸素分子がより反応性の高い化合物に変化したものを言います。

私たちは、毎日呼吸でカラダに酸素を取り込んでいますが、その際に１～３％で必ず活性酸素が生まれてしまいます。

活性酸素は不安定なため、タンパク質や脂質、ミトコンドリアなどの多くの物質と反応して変性しやすい特徴があります。

ちなみにミトコンドリアがカラダの約９５％の酸素を消費しており、活性酸素の約９０％はミトコンドリアで発生しています。

活性酸素の働き

活性酸素は、免疫機能などにおいて欠かせない役割を果たしています。

活性酸素があるのが問題なのではなく、多すぎるのが老化や生活習慣病の原因です。

白血球が活性酸素を作り出して放出すること病原菌を攻撃したり、ナチュラルキラー細胞も活性酸素を用いてがん細胞やウイルス感染西郷を攻撃したりと免疫において非常に重要です。

カラダが酸化すると、毛嫌いされる活性酸素ですが、最低限はカラダにとってなくてはならない存在です。

活性酸素の種類

まずミトコンドリアにて、活性酸素の原点であるスーパーオキシドが作られます。

その後、スーパーオキシドが酵素（SOD）で解毒されて過酸化水素が作られます。

また過酸化水素も分解するための酵素が存在します。

この状態であれば、体内の免疫機能や感染防御などの重要な役割を担い、問題は特にありません。

ただ、酵素がうまく働かずに、過酸化水素が体内の遊離した鉄等の金属と結びつくと猛毒のヒドロキシラジカルが作られてしまいます。

代謝がうまくいっていなかったり、生活習慣が悪いと、ヒドロキシラジカルが作られやすいカラダになってしまいます。

活性酸素が多いとどうなるか

活性酸素が多く、活性酸素を分解する抗酸化防御機構のバランスが崩れた状態を酸化ストレスといいます。

酸化ストレスが起こるとカラダでは以下の問題が発生します。

活性酸素は免疫機能がある一方、増えすぎると正常な細胞までも攻撃してしまいます。

その結果、上記にあるような様々な問題を発生させます。

特にダイエットで注意すべきなのは、老化が進むというところです。

老化とひとことにいっても、集中力が低下したり、疲れやすくなったりするのも老化です。

活性酸素の対策法は？

抗酸化酵素を満たす

スーパーオキシドや過酸化水素は、消去する酵素があります。

酸化してしまわないように、抗酸化酵素を満たして対応しましょう。

ヒドロキシラジカルには抗酸化物質で対抗

ヒドロキシラジカルは、体内で解毒する方法はありません。

そのため、カラダからヒドロキシラジカルを除去する物質（抗酸化物質）を摂ることが大切です。

ミトコンドリアを元気にする

そもそも活性酸素が発生するミトコンドリアを活性化、つまり数を増やしてあげることが大切です。

ミトコンドリアを元気にするには、適度なストレスを与えるようにしましょう。

反対に悪いストレスは控えるように、生活を送ることが大切です。

まとめ

今回は、ダイエットを健康的に行うために欠かせない活性酸素の除去について解説しました。

健康になるためにダイエットをしているのであれば、活性酸素による影響にも目を向けてみましょう。

そうすることで、自然と若々しい健康的で元気なカラダで生活を送れるようになります。