「黒米ってなに?」
「黒米ってダイエットにいいの?」
そんな方に必見の記事です。
雑穀を混ぜたご飯が多くある中で、ダイエットや健康・美容効果で人気の黒米。
今回は、黒米のダイエット効果や白米にない豊富な栄養価について解説します。
黒米とは?
黒米とは、古代米と呼ばれており、日本のお米のルーツと言われています。
元々古くから中国では、紫米などと呼ばれており栽培されていました。
近年黒米の栄養価に注目が集まり、明治以降減少していた黒米栽培も、国内で再度栽培されるようになりました。
品種改良もあり、「朝紫・天柴・おくのむらさき・接骨糯・黒粘」などの色々な品種が存在します。
これらの黒米を白米に混ぜて炊いて食べるのが一般的です。
黒米の栄養やダイエット効果
黒米が健康的や栄養が豊富と言われますが、どんな効果があるのでしょうか。
実際に含まれている栄養やそれによるダイエット効果について解説します。
黒米の栄養・ダイエット効果
- 豊富な食物繊維量
- むくみ・エネルギー生産に必須なミネラル
- ポリフェノールによる抗酸化作用
豊富な食物繊維量
黒米は白米や玄米と比べるとカロリーに大きな差はありません。
ただ、内訳は大きく異なり、黒米は炭水化物の内、食物繊維量が豊富です。
白米と比較すると、食物繊維量は約6倍にも匹敵します。
食物繊維量は、腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やして腸内環境を良好にする効果があります。
また、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする効果もあり、食欲安定や体脂肪合成も緩やかにしてくれます。
むくみ・エネルギー生産に必須なミネラル
黒米は、ミネラルも豊富に含まれています。
特にマグネシウムが豊富で、マグネシウムはエネルギー生産の中でも重要な役割を担っています。
マグネシウム不足に陥ると、エネルギーの生産が滞ったり、異常にチョコレートを欲したりと、ダイエットにもマイナスな効果が働きます。
またカリウムも含まれており、カリウムによってむくみの解消や筋肉が動きやすくなります。
あくまで体重の数値ですが、翌日体重を測るときにむくんで体重が増えていると気持ちが落ち込んでしまうなんて方には必須な栄養素です。
ポリフェノールによる抗酸化作用
黒米の黒色はポリフェノールの一種であるアントシアニンによるものです。
アントシアニンには、抗酸化作用があり、健康や美容、ダイエットに効果的です。
人のカラダは、常に活性酸素による酸化ストレスにさらされています。
この酸化ストレスがカラダが錆びさせ、活性酸素は増えすぎると正常な細胞までも攻撃してしまい、特に脳のリン脂質など脂を酸化させてしまうことから、色々な疾患と関係があります。
現在の生活習慣病の原因にもなるため、酸化ストレスを軽減するために、抗酸化作用が多い食材を摂るのが必須になります。
黒米をバランスよく摂り入れる
黒米はとても健康的でダイエット効果もある食材です。
ただ、黒米は白米と比べると浸水させる時間を十分に取る必要があったり、しっかりと噛んで召し上がることが重要です。
それを怠ると消化不良を起こし、便秘や下痢などの不調に繋がることがあります。
また、単一で同じ食材を摂っていると、栄養の偏りが発生します。
そのため、他の雑穀などの穀物も入れるなどバランスの良い食事になるように心がけましょう。
まとめ
まとめ
- 黒米は白米や玄米とはカロリーに差は無い
- 黒米は白米に比べて栄養が豊富でダイエット向きな食材
- 黒米だけでなく他の穀物も満遍なく摂り入れる
今回は、黒米のダイエット効果や白米にない豊富な栄養価について解説しました。
白米の代わりに黒米を摂り入れていき、食事から栄養をしっかりと摂ることはダイエットにとって大事なことです。
満遍なく栄養を確保し、健康的にダイエットを進めていきましょう。