「馬肉ってなにがいいの?」
「馬刺しはダイエットにいい?」
そんな方に必見の記事です。
赤身のお肉”馬肉”には、他のお肉よりも栄養が豊富に含まれています。
今回は、馬肉の栄養や馬刺しがダイエットにいい理由について解説します。
赤身の馬肉
馬肉は馬のお肉で、牛肉や豚肉に比べ、タンパク質が非常に多いのに対して、脂質はとても少ない量の赤身中心のお肉です。
馬肉で気になるのは、生の状態で食べる馬刺しです。
高タンパク低脂質の馬肉は、焼肉も良いのですが、馬刺しがおすすめです。
馬刺しがおすすめな理由
馬肉を生のお肉”馬刺し”で食べるのには理由があります。
焼肉など、熱を通すとアミノ酸やビタミンなどの栄養の性質が変わります。
また、馬肉の脂分は融点が低いため、生食することで口の中でとけるような食感も楽しめます。
そもそも、馬肉の生食が安全な点としては、ポイントがあります。
馬刺しが安全な理由
- 狂犬病・口蹄疫は偶蹄類に限られ、奇蹄類である馬はかからない
- O-157・O-111などは反芻しない馬には未生息
馬肉の栄養
馬肉は高タンパク低脂質ながら、ビタミンB12やセレンなどを中心に豊富な栄養があります。
そんな馬肉に期待できる効果は以下になります。
馬肉の効果
- 高タンパク低脂質で低カロリー
- ビタミンB12やセレンが豊富
- L-カルニチンが豊富
高タンパク低脂質で低カロリー
馬肉において、特に特徴的なのが低カロリーながらに高タンパク低脂質であることです。
鶏むね肉の皮無しのカロリーよりも低く、非常に低カロリーなタンパク源になります。
脂質の量は鶏むね肉に軍配があがります。
しかし、馬肉の脂質はα-リノレン酸(オメガ3)が多く、血中の中性脂肪などを下げる効果があります。
ビタミンB12やセレンが豊富
馬肉で特に豊富な栄養なのが、ビタミンB12とセレンです。
ビタミンB12は、疲労や体力低下に効果があり、エネルギーを作り出す仕組みの中で必要なビタミンです。
加えて、血液を作ることにも役立ち、貧血の予防にも効果的です。
またセレンは、甲状腺ホルモンの代謝や抗酸化に欠かせない存在です。
甲状腺ホルモンは基礎代謝を維持し、抗酸化はカラダの老化を止める栄養のため、ダイエットに欠かすことが出来ません。
L-カルニチンが豊富
L-カルニチンは体脂肪を燃焼するために、必要不可欠な栄養素です。
L-カルニチンが不足すると、脂肪酸がミトコンドリアに運ぶことが出来ずに、エネルギーに変えることが出来ないため、体脂肪を燃焼することが出来なくなります。
また余計に使われなかった脂肪酸は脂肪へ変化してしまいますので、そこを防ぐためにも重要です。
馬肉には、鶏胸肉の17倍・豚肉の10倍・牛肉の3倍ほどのL-カルニチンが含まれています。
まとめ
まとめ
- 馬肉は高タンパク質かつ低脂質低カロリー
- ダイエットに必要な栄養も豊富に含んでいる
- 馬肉は安全性が高いため、馬刺しで
今回は、馬肉の栄養や馬刺しがダイエットにいい理由について解説しました。
馬肉は、他のお肉よりも値段は張ってしまいますが、その分得られる効果も非常に高いです。
特に馬肉の効果を高めるために、馬刺しで召し上がるようにしてみてください。