「中華料理ってどうして脂質が多いの?」
「中華料理屋さんでダイエットするには?」
そんな方に必見の記事です。
中華料理は、中国料理を日本人に合うようにアレンジした料理です。
今回は、中華料理の脂質が高い理由やダイエットメニューをご紹介します。
中国料理と中華料理
中国料理は、4000年にも及び長い歴史をもつ料理のジャンルです。
対して中華料理は、江戸時代に中国人が移り住んで中国料理が伝わったものが、日本人に合うようにアレンジされたものが中華料理です。
例えば焼き餃子などは、本来中国では水餃子が主流でしたが、余った水餃子を焼いてアレンジしたものです。
また天津飯や中華丼などは、中国には丼物の習慣がなく、日本ならではの特有の文化から生まれたものです。
なぜ中華料理は脂質が高いのか
中華料理が脂質が高い理由を、中国料理の背景から紐解いていきます。
中国料理が油を多く使う理由は、水の硬度にあると考えられます。
中国の水はミネラル類を多く含み硬水が多く、対して日本ではミネラルを含まない軟水が多いです。
硬水は料理に不向きで、中国では硬水を口にしないような蒸し料理が古くから発達しました。
しかし、蒸し料理が適さない食材も多く、その分油を使う調理方法が発達しました。
茹でたり水を使わないとなると、油を使う料理が必然的に多くなります。
さらに中国では、短時間で素早く火を通すことで素材のうまみや食感を活かす”爆(バオ)”という調理法が代表的です。
加熱時間を短くするためには高温の油が欠かせません。
そういった背景から中国では油を大量に使うことから、高脂質な料理が多くなります。
中華料理のダイエットメニュー
油を多く使う中国料理も多いですが、中国料理の起源は蒸し料理です。
そのため、蒸し料理も多くあり、蒸し料理は余分な脂を落としてくれることから脂質をカットしやすくなります。
その観点から、中華料理で選べるダイエットメニューをご紹介します。
中華料理のダイエットメニュー
- 主食(炭水化物):中華粥・ちまき・醤油ラーメン
- 主菜(タンパク質):棒棒鶏・よだれ鶏・ふかひれスープ
- その他:ザーサイ・杏仁豆腐
基本的に炒めてある食べ物、豚肉を使っている点心などは脂質が多くなりやすく、高カロリーになりやすいです。
まとめ
まとめ
- 中華料理は中国料理を日本人に合わせたアレンジ
- 中華が高脂質なのは水の問題
- 中華のダイエットメニューは蒸し料理を選ぶ
今回は、中華料理の脂質が高い理由やダイエットメニューをご紹介しました。
筆者は普段中華料理を食べる機会が余りないのですが、食べるときはガッツリ食べます。
切羽詰まったダイエットでない限り、外食の際は楽しんでいくのも1つの手ですね。