「食事を頑張っても瘦せない…」
「毎日一生懸命運動しているのに痩せない…」
そんな方に必見の記事です。
食事や運動を頑張っているのに痩せない方、ストレスでセロトニン不足になっているかも。
今回は、ストレスとセロトニンの兼ね合いやセロトニンの効果や増やし方を解説します。
ストレスでセロトニンが減る
人間関係や仕事などでストレスを感じた時、脳の視床下部などを経て脳が興奮し、副腎皮質からストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されます。
ストレス状態になると、脳幹にあるセロトニン神経系を抑制することで、脳内のセロトニン分泌を落としてしまいます。
慢性的にストレスを感じている状態だと、セロトニンの分泌が滞り、セロトニン欠乏症になります。
セロトニン欠乏症とは?
セロトニンが不足すると、慢性的なストレスや疲労・イライラ・意欲低下・うつ症状・不眠などの症状がみられます。
セロトニン欠乏症の状態では、交感神経と副交感神経を切り替える働きが活性化されなくなります。
その結果、日中の交感神経が働かなくなり、代謝が悪くなり消費カロリーが少なくなってしまいます。
実際にモナリザ症候群と呼ばれ、肥満者の大多数が交感神経の働きが低下しているという研究論文があります。
論文によると、肥満患者の内、約7割がモナリザ症候群に該当すると述べられています。
交感神経と副交感神経は、それぞれ過度に働かないようにさせることが大切です。
セロトニンの効果
セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用があります。
これは三大神経伝達物質で、自律神経の安定に必要な物質になります。
セロトニンは交感神経と副交感神経を調整する働きを活性化させます。
日光浴でセロトニンを分泌
日光を浴びると脳内ではセロトニンが分泌されます。
特に、朝から日中にかけて日光を浴びることが重要で、夏は15分・春秋冬は30分前後が適切です。
日光を浴びれば浴びるほどセロトニンが分泌されるわけでもないため、紫外線などの影響を考慮しながら日光浴を行いましょう。
まとめ
ポイント
- 慢性的なストレス状態になるとセトロニンが欠乏する
- セロトニン不足により、自律神経が乱れると痩せにくい
- 朝から日中で夏は15分・春秋冬は30分前後の日光浴をする
今回は、ストレスとセロトニンの兼ね合いやセロトニンの効果や増やし方を解説しました。
食事や運動をやみくもに頑張りすぎても体重が落ちないときがあります。
ダイエットで思い悩むことがあったらぜひ日光浴をして気分転換されてください。