「いつまでも若々しくいたい」
「老化や病気を防ぎたい」
そんな方に必見の記事です。
ヒトのカラダは常に酸化ストレスと戦っており、酸化を防ぐことが若々しくいる秘訣です。
今回は、最強の抗酸化成分であるアスタキサンチンについて解説します。
アスタキサンチンとは?
アスタキサンチンは、天然の赤い色素で、鮭・エビ・カニなどに多く含まれるカロテノイドの1種類です。
他にもリコピンやβ-カロテンなどの抗酸化作用をもつ成分がありますが、その中でもダントツに最強な抗酸化力があるのがアスタキサンチンです。
動物はアスタキサンチンを作り出すことは出来ず、ヘマトコッカスという藻を食物連鎖の中で獲得していった結果得られる植物由来のカロテノイドです。
特に鮭は元々白身の魚ですが、藻を食べたオキアミなどプランクトンをエサにしているため、アスタキサンチンを体内に溜め込んでいき、身の色が赤くなっています。
アスタキサンチンがなぜ最強なのか
抗酸化の物質は、αリポ酸・CoQ10・カテキン・ビタミンE・ビタミンCなど色々な物質があります。
アスタキサンチンの抗酸化力
- αリポ酸…75倍
- CoQ10…800倍
- カテキン…560倍
- ビタミンE…110倍
- ビタミンC…6000倍
アスタキサンチンが最強の抗酸化力を持っているのには、体内でのあり方に理由があります。
細胞を活性酸素から守るために、ビタミンEは細胞膜の片側の層・β-カロテンは細胞膜の中心に分布しています。
しかし、アスタキサンチンは細胞膜を通過するほどカバーすることができ、他の物質が届かないところまで手が届くように分布しているため、抗酸化力が最強です。
そのため、アスタキサンチンの抗酸化力は他のものを遥かにしのぎます。
アスタキサンチンの働き
アスタキサンチンの働き
- ミトコンドリアを守る
- 脂肪をエネルギーにしやすくなる
- 脳と目にもダイレクトに効く
- 肌の老化を防ぐ
ミトコンドリアを守る
ミトコンドリアは、カラダの細胞にあるエネルギーを生み出す細胞小器官です。
酸素を使って栄養をエネルギーに変えるため、ミトコンドリアでは活性酸素が生まれてしまいます。
活性酸素が増えると、ミトコンドリアは機能が低下してしまい、エネルギーがうまく作りだせなくなります。
アスタキサンチンは、ミトコンドリア内で発生する活性酸素を減少させて、ミトコンドリア膜機能低下を抑制します。
アスタキサンチンが、ミトコンドリアを守るように働くことで、エネルギー生産もスムーズにでき、疲労を感じにくくなります。
脂肪をエネルギーにしやすくなる
アスタキサンチンを摂っていると、脂肪をエネルギーにしやすくなります。
アスタキサンチンの働きで、筋グリコーゲンなど糖の利用を抑えられ、カラダに蓄えている脂肪や食事で摂取した脂質をエネルギーに変えやすくなります。
その分、糖質の利用を抑えるので、慢性的な疲労も抑えてくれ、カラダがいきいきしてきます。
脳と目にもダイレクトに効く
アスタキサンチンは、脳と目の中でも働くことが出来る数少ない抗酸化物質です。
脳と目は、デリケートな臓器で働ける物質に限りがあります。
ビタミンCやβ-カロテンなどは脳や目にいくことが出来ませんが、アスタキサンチンは脳と目に届き作用をします。
そこで脳での活性酸素を除去したり、血管の若々しく保ったり、目の疲労にも効いてくれる非常に優秀な抗酸化物質です。
肌の老化を防ぐ
肌の老化の大きな原因は紫外線です。
紫外線を浴びることにより、多くの活性酸素が生み出されて、肌が老化してシミ・シワが出来やすくなります。
アスタキサンチンは活性酸素を抗酸化し、肌の老化を防ぎ、シミ・シワの抑制に一役買ってくれます。
まとめ
まとめ
- アスタキサンチンは最強に抗酸化力がある
- アスタキサンチンはダイエット効果も優秀
- 脳や目・肌など、美容と健康をサポートしてくれる
今回は、最強の抗酸化成分であるアスタキサンチンについて解説しました。
アスタキサンチンの1日の推奨摂取量は2~5mgほどになります。
抗酸化作用に抗がん・免疫強化や、目の疲れもとるなど本当に様々な働きをするのがアスタキサンチンです。
健康になりたい方、ぜひともアスタキサンチンがおすすめです。