「基礎代謝を維持したい!」
「腸内環境を良くしたい!」
そんな方に必見の記事です。
基礎代謝を維持したり、腸内環境を良くしたりするには海藻が大切です。
今回は、海藻の栄養や海藻を毎日食べるべき理由を解説します。
海藻とは?
海藻とは、その名の通り海で育つ藻のことを指します。
海の中で光合成をおこない、海水に溶けている二酸化炭素を使って、栄養や酸素を作り出しています。
海藻には、色によって種類が分かれており、代表的なのが以下の3つになります。
海藻の種類
- 緑藻類:アオノリなど
- 褐藻類:こんぶ・わかめ・ひじき・もずくなど
- 紅藻類:アオノリ・トサカノリ・フノリなど
海藻の栄養
海藻の栄養
- 食物繊維
- ヨウ素
- ビタミン・ミネラル
食物繊維
海藻で良いのが水溶性食物繊維を多く含んでいる点です。
まず食物繊維は、ヒトの消化酵素では分解されず、体内に吸収されないため、エネルギーにはなりません。
ですが、食物繊維は、水溶性と不溶性があり、どちらも腸内環境において非常に重要な役割を果たしています。
海藻に多い水溶性食物繊維は、ゼリー状に膨らむことから、便の柔らかさを保ってくれたり、腹持ちが良くなったりするなど、非常に良い効果があります。
また善玉菌のエサとなり、体内にいる腸内細菌を増やすことにも繋がります。
腸内細菌は100兆個いると言われており、食事で善玉菌を摂ってくるだけでは足りません。
そのため、元々カラダにいる善玉菌を増やすこともとても重要になります。
水溶性食物繊維を毎日継続して1日10g弱は摂るようにし、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を良好に保ちましょう。
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ヨウ素
海藻には、甲状腺ホルモンを作るために必要なヨウ素を豊富に含んでいます。
甲状腺ホルモンは、基礎代謝を維持するためにとても重要なホルモンで、必要不可欠なホルモンです。
基本的に日本人の食生活ではヨウ素が不足することは滅多にありませんが、不足しないようにすることは大切です。
ヨウ素の摂りすぎはダメ?
日本人はヨウ素が滅多に不足することはありません。
逆に過剰摂取の面を注意しなくてはいけない場合もあります。
摂りすぎは、甲状腺機能の低下にも繋がるリスクがあります。
厚生労働省が定める1日あたりの摂取目安は3,000μgです。
例えば、昆布だしを摂った味噌汁を1杯飲むとあると、およそ22,000μgのヨウ素が入っていると言われています。
ただ、日本人はヨウ素の耐性が非常に高いことや、味噌や大豆などのイソフラボンによってヨウ素の吸収が抑えられていることが、過剰摂取にならない点だと言われています。
昆布だしを例にあげましたが、海藻の種類によってもヨウ素の量は大きく異なります。
例えば、めかぶ1パックであれば、たったの156μgしかありません。
甲状腺機能の低下が疑われる方は摂取量に注意をするぐらいで、普段から海藻を摂ることは長寿に繋がると言われているので、積極的に摂りましょう。
ミネラル
海藻には多くのミネラルが含まれており、カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄・ヨウ素などが豊富です。
ミネラルは摂取不足に陥りやすい栄養素です。
ミネラルが不足することによって、エネルギー生産が滞ったり、むくみの原因になったりするなど、カラダに悪影響を及ぼします。
ミネラルの1つであるマグネシウムが不足すると、異常にチョコレートが欲しくなるなど、特定の食べ物に対する食欲が非常に高くなることもあります。
これらを防ぐためにも、ミネラルの摂取不足には細心の注意を図りましょう。
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まとめ
まとめ
- 海藻は食物繊維やミネラルが豊富
- 海藻を毎日継続して摂ることで腸内環境を良好に保てる
- 基礎代謝を維持する甲状腺ホルモンを作る材料を多く含む
今回は、海藻の栄養や海藻を毎日食べるべき理由を解説しました。
海藻は毎日摂るべき食材ですが、極端な摂りすぎは甲状腺機能の低下にも繋がります。
何事も摂りすぎはカラダに悪いので、適量を目指して毎日食卓に加えていきましょう。