「納豆っていいの?」
「ダイエットしている人よく納豆食べているな」
そんな方必見の記事です。
納豆はとてもカラダに良いダイエット中にもおすすめの食材です。
今回は、納豆の効果や納豆の栄養に詰まった良い効果を解説します。
そもそも納豆とは?
納豆は、大豆を煮たり蒸したりして柔らかくしたものに、納豆菌によって発行させた発酵食品です。
納豆は、和食の基本的な食材の一つで、健康食品として注目されています。
納豆菌が腸内環境を良くすることに加え、納豆自体にも食物繊維が豊富に含まれています。
さらには、血液を固めてくれる血液凝固因子を作るのに必要なビタミンKや植物性タンパク質が含まれている良い食材です。
納豆1日1パックで死亡率が下がった
国立がん研究センターによる研究だと、納豆を含む、発酵性大豆を含む食べ物を1日50g以上食べると、死亡率が10%低くなったとの報告があります。
1日50gだと、納豆1パックで補える量のため、1日1パックの納豆で死亡率が下がるということになります。
さらに同研究で、納豆を1日半分以上食べる人は、最も食べないグループより、脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患の死亡リスクが約20%も低くなったとの報告があります。
納豆や味噌などの大豆を発酵させたものは、健康にとても良いということがわかります。
なお、豆腐に関しては男女ともに低下の傾向がなく、発酵性大豆の中でも、納豆や味噌などが効果的であることがわかります。
引用:BMJ 2020;368:m34
納豆の優れた栄養価
納豆は、他の食品と比べてビタミンKが非常に豊富です。
ビタミンKは不足しやすい栄養素で、血液を固めるのに関わるのが主な作用ですが、その外にも丈夫な骨づくりのためにも必要不可欠です。
その他にも、マグネシウムやカリウムなどのミネラル・植物性のタンパク質・食物繊維・ビタミンB群・レシチンなどが豊富です。
腸内環境やエネルギーを作り出す回路に欠かせない栄養素が多く含まれていて、非常に優秀な食材になります。
納豆のネバネバ部分も優秀
納豆のネバネバ部分をナットウキナーゼと言います。
ナットウキナーゼはタンパク質分解酵素で、血栓の溶解作用があります。
それにより、血圧低下作用・抗動脈硬化作用・血中脂質の正常化・神経保護作用など、様々な効果が期待できます。
納豆菌が腸内環境を良くする
納豆菌は、枯草菌の1種で、稲のわらに多く生息しています。
納豆菌は、ナットウキナーゼ・ビタミンK2・ジピコリン酸などを産生してくれます。
ジピコリン酸
ジピコリン酸は、悪玉菌を倒す抗菌成分があったり、放射性物質などの重金属を取り除いてくれたりする、近年注目の成分です。
納豆菌は、単体でも生命力がとても強く、研究室などでは納豆菌を食べることを禁止しているところもあるぐらいです。
また納豆菌は、悪玉菌を減少させて、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やしてくれます。
納豆は食物繊維があり、善玉菌のエサになるだけでなく、納豆菌単体、納豆菌による乳酸菌やビフィズス菌が増加することから、腸内環境を良くする健康食品として、非常に優秀な食材です。
なお、腸内環境を良くするには、継続して食べることが大切です。
一気に大量に摂るのではなく、毎日継続して摂るようにしていきましょう。
まとめ
まとめ
- 納豆は1日1パックで死亡率を下げる
- 納豆はビタミンKを中心にミネラル等も豊富
- 納豆は腸内環境を良くする優秀な食材
今回は、納豆の効果や納豆の栄養に詰まった良い効果を解説しました。
納豆に限らず、発酵性大豆はカラダにとって非常に良い食材です。
日々摂ることを習慣にすることで、ダイエットや健康にとても良い効果が期待できます。