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お酢の効果は?リンゴ酢は飲めば痩せる?

「リンゴ酢ダイエットって痩せるの?」
「リンゴ酢の効果はどんなものがあるの?」
そんな方に必見の記事です。

米油・黒酢・ビネガーなど、お酢を含んだ食品が多くあります。
今回は、お酢の効果とそれに基づいたリンゴ酢ダイエットの効果について解説します。

お酢とは?

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お酢は、お酒を発酵して出来た酸味のある調味料であり、主成分は酢酸です。

お酢の種類は原料別にたくさんあり、穀物酢・米酢・リンゴ酢など様々な種類によって味や香りが異なります。

お酢は人類が作った最古の調味料といされており、健康効果が非常に高いです。

お酢が日本に伝わったのは、4~5世紀ごろとされており、お酒を造る技術とともに中国からわたってきました。

糖分があれば何でもお酢の原料になるため、世界各国でその土地に合った農作物を原料とするお酢があります。

フランスではワインビネガー、イタリアではバルサミコ酢などが有名です。

お酢は古代から医療に利用されていました。

紀元前400年ごろにはヒポクラテス(近代医学の父)が風邪や咳など、ほとんどの疾患に対して主な治療薬として使っていたそうです。

お酢の種類

お酢には醸造酢と合成酢に分かれます。

醸造酢は、穀類・果実・野菜などを原料に酢酸発酵させた液体調味料で、かつ氷酢酸や酢酸を使用していないものになります。

合成酢は、氷酢酸または酢酸の希釈液に砂糖類を加えたり、醸造酢を加えたもので、要は本当の酢ではありません

ただ、一般家庭には出回ることはないものですので、頭の片隅に置いて頂く程度で問題ありません。

醸造酢には、穀物酢・果実酢などがあります。

醸造酢の種類

  • 穀物酢:米酢・黒酢・きび酢・粕酢など
  • 果実酢:リンゴ酢・ワインビネガー・バルサミコ酢など

お酢の効果

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お酢の効果

  • 肥満の抑制
  • 疲労回復
  • ストレス緩和
  • 消化促進 など

肥満の抑制

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お酢は肥満の抑制に効果的とされています。

肥満の日本人175名を対象とした食酢の試験では、食酢の摂取が多いほど、体重減少・脂肪減少の効果が大きかったというデータがあります。

そこから、毎日の酢の摂取は肥満を軽減することで、メタボリックシンドロームの予防に役立つ可能性があると言われています。

引用:KONDO, T., KISHI, M., FUSHIMI, T., UGAJIN, S., & KAGA, T. (2009). Vinegar Intake Reduces Body Weight, Body Fat Mass, and Serum Triglyceride Levels in Obese Japanese Subjects. Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry (Vol. 73, Issue 8, pp. 1837–1843). Oxford University Press (OUP)

疲労回復

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酢の主成分は、酢酸です。

酢酸は、クエン酸と同様にエネルギー生産回路にて使われ、臨床的にはクエン酸とほとんど同等の効果があることが報告されています。

酢酸は日常生活で摂取する食酢のほとんどが吸収されて、肝臓で6~7割、そのほかい筋肉・脂肪組織などで代謝され、エネルギーとして使われます。

エネルギー生成が出来ることは、疲れにくさにも繋がるため、酢は疲労回復の効果が期待できます。

ストレス緩和

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お酢は原材料が豊富で、様々な食材から作られます。

特に果物から作られた食酢の抗酸化作用については、多くの研究成果が報告されています。

活性酸素は、カラダに酸化ストレスを与え、慢性疾患の原因になります。

その活性酸素を抗酸化出来るのが果物から作られたポリフェノール系の成分を含んだ食酢です。

現在非ポリフェノール系の抗酸化成分の研究は十分ではありませんが、未知の生理活性物質が存在する可能性は高いものと考えられています。

引用:YAMADA, K., & NISHIZONO, S. (2018). Healthy Vinegar and Anti-oxidants. JOURNAL OF THE BREWING SOCIETY OF JAPAN (Vol. 113, Issue 6, pp. 346–352). Brewing Society of Japan.

消化促進

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お酢の酢酸には、胃粘膜の保護作用があります。

これは、胃液の分泌促進と関係があります。

胃液の分泌が高まり、消化が促進されることで、消化不良による睡眠の質低下などを防ぐことが出来ます。

ちなみにお酢の摂取を習慣化すると、摂取していないタイミングでも胃粘膜が保護されるようになります。

間違ったお酢を選ばない

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リンゴ酢でも純リンゴ酢とリンゴ酢の2種類に分けられています。

この2つの違いは、単一原料のみを使って醸造しているかどうかです。

純リンゴ酢であれば、リンゴ果汁のみを発酵させて酢にしています。

リンゴ酢の中には、砂糖や果糖ぶどう糖液糖、甘味料などによって、甘く作られていて飲みやすいものがあります。

これらには酸度の記載がないものが多く、そもそも酢酸がどの程度含まれているかわからないです。

つまり、健康のためにと飲んでいるものが、酢酸が全然含まれておらず、ただのジュースになってしまっている可能性があるということです。

基本的には純リンゴ酢を選ぶようにし、酸度を確認して5%以上との記載がある商品を選びましょう。

なお、摂る量は1日に15~30mlほどの量に抑えましょう。

まとめ

まとめ

  • お酢は古代から医療に使われるほど健康効果が高い
  • リンゴ酢を選ぶときは純リンゴ酢を選ぶ
  • 1日15~30ml程度の量にする

今回は、お酢の効果とそれに基づいたリンゴ酢ダイエットの効果について解説しました。

お酢は健康効果が高く、非常に有効な調味料の1つです。

ただ、安価に作られているものでは、酢酸の恩恵を受けられず、ただのジュースになってしまう可能性もあります。

正しく効果を得られるお酢を選ぶことでダイエット効果を促進させましょう。

小川 滉太

【パーソナルジムSTREAM:代表トレーナー】
業界最大手ジムの勤務経験・都心部No.1セッション数ジムへ勤務経験有
トレーニングを続けていくうちに、自身の体が変わっていく様子やトレーニングそのものが楽しくなり、日常生活が充実していくことを実感。
その経験から、人の体を変化させたい・人生を豊かに導きたいと考え、パーソナルトレーナーへなることを決意した。
【保有資格】
NESTA PFT・BMFA-SPECIALIST・BMFA-Competition Coach認定・JSA-CSTS・JSA-CSTP

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