「最近カラダのラインが変わってきた?」
「年を取ってお腹が出てきた…」
そんな方は必見の記事です。
40代から気になる中年太りは、食べ過ぎや運動不足だけではなく、更年期に入りホルモンの変化が起こります。
今回は、中年太りの原因とダイエット法について解説します。
歳をとっても代謝は変わらない⁉
年齢を重ねるごとに代謝が落ちると聞いたことはありませんか?
実は驚くことに、年齢を重ねても基礎代謝は下がらないというデータが出ています。
これは日本を含む世界29か国で、年代別のエネルギー消費量の変化を分析した調査があります。
この調査では、20~60歳までのエネルギー消費量は余り変わらないという驚きのデータが出ました。
つまり、歳をとって代謝が落ちるから太るとは言い切れません。
中年太りの原因とは?
代謝が変わらないとデータが出ている以上、太ってしまった原因が思い当たらないなんて方もいらっしゃいませんか。
中年太りしてしまう原因は3つあります。
中年太りする原因
- 長年の蓄積
- 動く機会が減った
- ホルモンバランスの変化
長年の蓄積
7,200~7,700kcalで1kgの体脂肪が作られます。
例えば、消費しているカロリーを毎日100kcalオーバーしていた場合
大体2ヶ月ちょっとで体脂肪が1kg作られます。
そうやってちょっとずつ体脂肪が蓄積されていき、1年経てば体脂肪が5kgも作られてしまいます。
間食でお菓子を習慣的に食べていると、100kcalなんてあっという間にオーバーします。
デスクの引き出しにお菓子が常にストックされていませんか?
ちょこちょこ食いが何年も続き、年齢を重ねたときに「あれ!?こんなにお腹出ていたっけ」なんてことに繋がります。
たった100kcal、されど100kcalです。
まずはお菓子のちょこちょこ食べる習慣を辞めましょう。
動く機会が減った
皆さん、自分が1日に何歩歩いているか把握していますか?
管理職になり、デスクワークが多くなった。
在宅ワークで家から出なくなり、外を歩くことが無くなった。
妊娠や出産、育児で生活リズムが変わった。
厚生労働省が発表している1日の平均的な歩数は7,000歩ぐらいです。
在宅ワークの1日が終わったとき、2,000歩しか歩いていなかったなんてことも…。
そんな日々が続き、慢性的な運動不足になり、どんどん体重が増加していく。
健康を維持するために必要な歩数は8,000歩と言われています。
今日全然動いていないなって日は、8,000歩を目指して歩数を増やしましょう。
ホルモンバランスの変化
男女ともに40代でホルモンバランスに変化が起こります。
更年期と呼ばれる現象です。
更年期って女性だけの問題のように言われていますが、男性も例外ではありません。
男性の場合はテストステロン、女性の場合はエストロゲン、これらは体脂肪の消費に関わるホルモンになります。
体脂肪を消費してくれるこれらのホルモンの分泌量が減ることで、体脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。
男女ともに更年期を予防するためには、3つのポイントがあります
ポイント
- バランスのよい食事を摂る
- 適度な運動をする
- ストレス発散する
先述した内容にも繋がりますが、一般的にいう健康的な生活を意識することで改善します。
バランスのいい食事ってなに?
バランスの良い食事とは、端的にいうと「和食」です。
主食となるご飯・主菜には魚・お肉・副菜では野菜・海藻・きのこなどを使った料理、汁物に味噌汁。
一汁三菜を意識した、脂質が多すぎない和の内容にすることが大切です。
その他に、骨量を保つためにカルシウムを摂りましょう。
特に女性は閉経期に入ると急激に骨量が減り、骨粗しょう症にかかりやすくなります。
カルシウムは中年期以降も意識的に摂りたい栄養素です。
カルシウムを摂るには乳製品、牛乳・ヨーグルト・チーズなどを摂るようにしましょう。
この中でも発酵食品で、腸内環境を良好に保つヨーグルトを入れることをおすすめします。
まとめ
まとめ
- 年齢を重ねても基礎代謝はそこまで下がらない
- 長年の蓄積・動く機会が減った・ホルモンバランスの変化が中年太りの原因
- バランスの良い食事を心がける
今回は、中年太りの原因とダイエット法について解説します。
中年太りの原因は、長年の蓄積・動く機会が減ったこと・ホルモンバランスの変化、この3つになります
中年太りを解消するために、お菓子をちょこちょこ食べない・1日8,000歩・一汁三菜の和食を食べる、これを意識して生活しましょう。
これを継続していくことこそが、理想の体型を手に入れるための道筋になります。
ぜひ、自分に合った方法を見つけて、健康的な体型を目指してみてください。