「トルコ料理のダイエットメニューは?」
「トルコ料理行くけど何食べたらいい?」
そんな方に必見の記事です。
トルコ料理は、中華・フランスと並ぶ世界三大料理と言われていて、非常に多種多様の料理です。
今回は、トルコ料理のダイエットメニューや料理の歴史をご紹介します。
トルコ料理の歴史
トルコは14世紀頃、オスマン帝国が存在し、東ヨーロッパ・アラビア・北アフリカなどを支配し、広大な領地を持っていました。
オスマン帝国の宮殿で料理人が様々な料理を追求し、競い合ったことにより、料理が発展していきました。
中国・フランス料理にも言えることですが、宮廷料理が発展していき、各地域・民族の調理方法などが合わさることで多彩な料理文化が出来たことが世界三大料理に数えられる理由です。
初期のトルコ人は馬肉やシカ肉などを食べていましたが、イスラム教を採用したことから羊肉や鶏肉がメインの食材になっていきました。
またトルコ料理でも有名なのがケバブです。
ただ、ケバブはオスマン帝国自体には無く、1930年頃にドイツに移住したトルコ人が考案したものなんです。
トルコ料理の特徴
トルコ料理はスパイスをふんだんに使い、地中海に面した温暖な気候から、豊かな野菜や肉などの素材を活かした料理が豊富です。
肉に関しては、イスラム国家であることから、ほとんど豚肉は使われずに、羊肉や鶏肉が多く使われます。
またヨーグルトやナッツ類が料理に多く使われます。
オリーブオイルがベースで、トマトや玉ねぎ、そしてアクセントにスパイスやヨーグルトなどの乳製品を使います。
なお、地域よっては、海に隣接していることもあり、魚なども好んで食べられます。
トルコ料理の主食は小麦粉と米であり、基本的にはパンがメインになり、米は副菜として使われることが一般的です。
トルコ人は基本的に1日3食ですが、オスマン帝国の名残から朝食が1番豪華です。
ヨーグルトの発祥国
トルコはヨーグルトの発祥国であり、消費量も世界一です。
トルコのヨーグルトは、日本のよりも水分量が少なく、味が濃厚なのが特徴です。
最近流行りのギリシャヨーグルトも、トルコに古くからある伝統的なスズメヨーグルトととても似たヨーグルトです。
トルコ人はヨーグルトを1人あたり年間消費量が約35kgと堂々の世界一の量を誇っています。
トルコではヨーグルトをそのまま食べるだけではなく、料理の材料や調味料、デザートや飲み物として、多種多様に活用されています。
トルコ料理のダイエットメニュー
トルコ料理では、お肉・海産物・野菜など豊富な食材が使われますが、そこでポイントになるのが羊・オリーブオイルが良く使われることです。
ダイエットでは、エネルギー源となる糖質・脂質のどちらかを無くした食事方法を摂ることが大切です。
羊肉やオリーブオイルは、脂質がとても多い食材です。
そのため、羊肉やオリーブオイルなど脂質の多い食材を摂るときは炭水化物は減らす、反対に炭水化物を摂るときは羊肉やオリーブオイルなどは選ばないということが大切です。
トルコ料理のダイエットメニュー
- 主食(炭水化物):ブルグル(ひきわり小麦)・エキメッキ(パン)・クスル(ブルグル)
- 主菜(タンパク質):ドネルケバブ(チキン)・フムス(ひよこ豆)・ミディエドルマ(ムール貝)
- その他:チョルバ(レンズ豆)・ドライトマト・ジャジュク(ヨーグルト)
トルコ料理では、デザートや菓子にも豊富な種類があります。
中でもトルコアイスやバクラヴァなどが有名ですが、基本的にどれも脂質・糖質が多い物ばかりです。
強いて言えば、ロクムが糖質源のみで作られているので、トルコ料理で甘い物はロクムにしましょう。
まとめ
まとめ
- トルコ料理はスパイスが豊富で羊肉が中心
- トルコはヨーグルトの発祥国で消費量が世界一
- トルコ料理では羊肉やオリーブオイルを避けるとヘルシー
今回は、トルコ料理のダイエットメニューや料理の歴史をご紹介します。
トルコ料理は、ケバブを除いては、日本ではあまり馴染みがありませんが、世界的に見れば有数の料理です。
調理方法と食材を選べば低カロリーなメニューも多いので、その点を意識していきましょう。