「タイ料理のダイエットメニューは?」
「タイ料理行くけど何食べたらいい?」
そんな方に必見の記事です。
香辛料や香味野菜が豊富で独特の味やニオイを楽しめるタイ料理。
今回は、タイ料理のダイエットメニューや料理の歴史をご紹介します。
タイ料理の歴史
タイ料理のルーツは、中国・インドの両方の文化に影響を受けており、ベースは6~13世紀に移民した中国系民族がもたらした中国料理にあると言われています。
その後、国際貿易が盛んになったことから唐辛子やピーナッツなど諸外国からの影響を受け、現在のタイ料理に近づいていきます。
中国料理がベースになっていることから、揚げる・炒める・蒸すなどの調理法に、中華鍋やせいろなどの調理器具もタイ料理ではよく使われています。
タイの国土は、北部・東北部・中央部・南部の4つのエリアに分けられます。
それぞれの地域で料理に個性があります。
タイの地域別個性
- 北部:マイルドな味付けが多い(サイウア・カオソーイ・ナムプリックオーン)
- 東北部:辛み、味の濃い多い料理のイサーン料理(ソムタム・ガイヤーン・ナムトック)
- 中央部:各地域の影響を受けて発展(トムヤムクン・グリーンカレー・トムカーガイ)
- 南部:イスラム由来・ココナッツをふんだんに使った料理(マッサマンカレー・カオモックガイ)
タイ料理の特徴
タイ料理では、香辛料や香味野菜が豊富で独特な風味が魅力的な料理です。
「甘い・辛い・酸っぱい・塩辛い」の4つの要素を一皿にまとめあげるのがタイ料理です。
そのため、タイのレストランでは砂糖・唐辛子入り酢・粉唐辛子・ナンプラーのクルワンポンと呼ばれるセットが卓上に置かれています。
タイ料理の主食は米・もち米で、魚・鶏を中心とした副食が基本メニューになります。
またタイ人の食事回数は1日3~5食と言われており、1回の食事量が少ない傾向にあります。
さらにお菓子が大好きで、食後には決まって甘い物を口にする人も多いそうです。
独特の調味料セット クルワンポン
タイ料理に欠かすことのできない卓上調味料がクルワンポンです。
タイでは、甘味・辛味・酸味・塩味を自分の好きなように、卓上調味料を使って調整します。
ここにもタイ料理の個性がつまっています。
調味料の4種類は以下になります。
クルワンポン
- 甘味:ナムターン(砂糖)
- 辛味:プリックボン(唐辛子)
- 酸味:ソムナム(お酢)
- 塩味:ナンプラー(魚醤)
中でもナンプラーは魚を発酵させて作った調味料で、タイ料理では頻繁に使われる調味料です。
調味料は、砂糖のみなるべく加えないようにすれば、カロリーは特に増えません。
タイ料理のダイエットメニュー
タイ料理は濃い味付けや油を多く使った調理方法もあり高カロリーなものもありますが、一方で低脂質で低カロリーな料理も豊富です。
まずタイの主食であるお米は、インディカ米で細長いお米です。
インディカ米で有名なのがジャスミンライスで、日本の米に比べてGI値が低く、ダイエット向きのお米です。
他にもライスペーパーや春雨などを使った低カロリーな料理が多くあります。
また副食でメインで使われるのが魚や鶏肉のため、他の料理で使われている豚肉や牛肉に比べてカロリーをグッと抑えることが可能です。
タイ料理のダイエットメニュー
- 主食+主菜(炭水化物+タンパク質):ポピアソット・カオマンガイ(皮無)・パッキーマオ
- その他:ポピアソット・トムヤムクン・ヤムウンセン・ソムタム
タイ料理では、基本的に主食と主菜を合わせた料理内容になっていることが多いです。
そのため、低脂質で高タンパク+炭水化物を摂ることが出来るメニューになります。
ただ、お酒が絡むとなると炭水化物は減らした方がよく、タンパク質のみ摂る方がおすすめのため、生春巻きをタイ風にしたポピアソット・トムヤムクンなどのスープなどを選ぶようにしましょう。
まとめ
まとめ
- タイ料理は主食が米、主菜が魚・鶏が中心のためダイエット向きメニューも豊富
- タイ料理は主食+主菜で炭水化物とタンパク質を摂れる料理が多い
- お酒を飲むときは主菜のみにし、油を使わないメニューを選ぶ
今回は、タイ料理のダイエットメニューや料理の歴史をご紹介しました。
タイ料理は食材がダイエット向きなものが多いため、調理方法にさえ気を遣えば十分にヘルシーなメニューになります。
タイ料理はダイエット中の外食にもおすすめな料理です。